東京安全鴉

サーカス

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 このところ、以前に比べて大して食欲も湧かず、食べることが億劫だなぁという話を知人にすると、君は休日はいつも引き篭もってばかりでろくに運動もせず、だからといって働きもせず、無為な日々を過ごして、そりゃ君の責任だ、と言われてしまい、いや全くそのとおりだなと思っておかゆと水だけで生活しています。

 おかゆというものは、下品な話とても吐瀉物に似ていると思うのだよね。特に理由もなく、見たままなのだけれども。そして、食べる時にそのような汚い事を考えるから食欲も無くなるのだ。そうはいってもそう見えてしまうものはどうしようもなく、僕は吐瀉物みたいなおかゆを口に運ぶ。これが吐瀉物だとしたらきっと僕の吐瀉物で、つまり僕は自分の胃から出たものをまた胃に詰めて生きている訳だと思うと、牛の反芻を思い出し、何だかとても愉快になってきた。思わずゲラゲラと笑みを浮かべるがその姿はまるで白痴。その笑みも朗らかなものではなくただ醜い形だけのもの。僕は笑顔が苦手だ。なんだか見透かされてるようで、とても嫌だ。

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