東京安全鴉

サーカス

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何かもう、別に書きたいことがある訳でもなくただひたすらに、それこそ考えるわけもなく、適当に指の動き、動きと雨後の竹の子って似てるよね。似てない。剽窃。とまあ指に任せてこうして文章を書いているって具合なのですが、本当に書く事が無い堕落しきった私の日常でありまして、僕から書くという行為を奪ったら何が残るのかしらん?そもそも何が奪ってくるのかしらん?いやいやいや、君、それは傲慢ですよ。書くとかそんなこと以前に君には何もないじゃないか。どこでそんな勘違いをしたのか。本当にわ笑えてくる。つーか、全てが馬鹿らしくて本当に面白いんですが、つーか、全てが気持ちわるいんですが、みたいな風に世の中を馬鹿にしきっても意味なんてなくて、何故なら一番意味の無いのは僕で、こうして何か書いてると少しだけ気が紛れてラクになってくるから文を書いてるだけで、何も考えてない僕の脳はどんどん中身が抜けていく。眼球の奥から髄液が染み出てきて、周りの人間から、貴方、大丈夫?何で泣いてるの?いえ、違うんです、これは僕の髄液なんです。僕は白痴ですから、ハハハ。あらそう、じゃあ問題ないわね、貴方は白痴なんですから、フフフ、では、これで。はい、ではこれで。って感じで通行人からゲラゲラ笑われて僕の脳髄はひたすら洩れていく。漏れ出た液は降りだした雨と区別がつかなくなり、ドブに流れ出、完全に空っぽになった僕の頭には雨が溜まっていく。どこまで流れ出るんだろう、僕の脳髄、カスピ海あたりまで行ってくれないかな。ほらだって言うじゃん、カスピ海から脳髄が流れてくるって、確かゴーゴリ。じゃあね、僕の脳髄、元気で、達者で、今日から僕は頭に溜まったただの水滴と上手くやっていくから、じゃあな、アハハハ、って笑うけど何が面白いのか全く分からないし、本当にどうでもいい。

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