書くという行為が何かに従属する、ということ。 なぜ従属か。何をするかわからない、思い通りにならない体に従っているから。 Pascal Quignard,La Haine de la musique,1996(パスカル・キニャール 博多かおる訳(2019)音楽の憎しみ 水声社 第一版 93ページ)
第一段階 エリセの映画として 本作は夢見るための舞台装置として機能せず、夢の不在を肯定する。夢見る時間そのものが映される。 第二段階 ロペスが主人公の映画として 現実が夢の不在を肯定するが故に、本作は夢を見る装置として機能し、夢見る時間そのもの…
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